夏シーズンを迎えると使用頻度が上がる日焼け止め。ニキビができているときに日焼け止めを塗っても良いものか、と悩んだことがある方も少なくないのでは？今回はニキビができた時の日焼け止めの使い方と、肌の状態に合わせた日焼け止めの選び方を紹介！
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そもそもニキビができている時に日焼け止めは塗っても良いもの？
顔にニキビができると、なるべく刺激を与えないように日焼け止めは塗らない方が良いのでは…と考える方も多いだろう。当然、成分が強すぎるものはニキビに悪影響を及ぼすが、実は逆に日焼け止めを塗らないというのもNGだ。これは、紫外線による日焼けダメージはニキビなどの肌荒れを悪化させるため、日焼け止めはなるべく塗ったほうが良い、という理屈。また、ニキビ跡が日焼けするとシミとして残ってしまうことも。肌荒れしている時でも日焼け止めは付けて、さらなる悪化を防ぎたい。
ニキビができてしまった時にチェックすべき日焼け止めの3つの選び方
ニキビ肌の日焼け止めの選び方①紫外線吸収剤などはNG！「成分」はノンケミカル配合を選ぶ
ニキビができてしまった時の日焼け止め選びとして最も重要なのは、配合されている成分の見極め。紫外線を吸収し、皮膚に届くのを防ぐ「紫外線吸収剤」が含まれている日焼け止めは、吸収剤と紫外線が化学反応を起こすため、比較的刺激が強いものが多く、ニキビ肌や敏感肌に対して悪影響を及ぼすことも。紫外線吸収剤と同様に、日焼け止めに含まれていることが多い「紫外線散乱剤」はノンケミカル成分で、前者に比べて肌への刺激性は弱め。パッケージを見て「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤不使用」と書かれているものを選ぶようにしよう。「敏感肌向き」と書かれた日焼け止めも肌への刺激が弱いため、こちらも同様にチェックしておこう。
SPF値とPA値は高ければ良いというわけではない！
SPF値、PA値が高いものは紫外線をブロックする効果が高い反面、簡単に落としにくいなど肌への負担が生じる可能性もあるため、これが肌トラブルの原因となることも。SPFとPAはもともとシーンや外出時間によって選ぶ基準となる数値であるため、長時間の外出や炎天下でのアクティビティに出かけることがない場合は、必要最低限の数値のものを選ぶのが良いだろう。
ニキビ肌の日焼け止めの選び方②「テクスチャ」は伸びの良さやサラッとした軽い質感に注目
ニキビ肌に使う日焼け止めを選ぶ際はテクスチャにも注目。伸びが悪かったり重い質感のものは肌に負担がかかるため、肌の摩擦が少ない液体の伸びが良く塗りやすいものや、サラッとした軽い付け心地のものを選ぶのがおすすめだ。具体的にはローションタイプやジェルタイプが、伸びが良く使用感もさっぱりしていることが多い。
ニキビ肌の日焼け止めの選び方③「洗い流し方」も要チェック！石けんで落とせる肌に優しいものを
最後にチェックしたいのが、日焼け止めの洗い流しやすさだ。化粧下地も兼ねていたり、油分が多く含まれているものはクレンジングを使わないと落としにくいことも多いため、基本的には石けんや洗顔料だけで簡単に落とせる配合のものを選ぶのがおすすめ。こちらも商品説明やパッケージに「石けんで落とせる」などと書いてあることが多いので、説明をよく見て日焼け止めを選ぼう。また、石けんで簡単に落とせるからといって、雑に洗顔するのはもちろんNG。日焼け止めが顔に残らないように、すみずみまでしっかりと洗い流そう。
